セイコー、活動軌跡を3D表示できるソーラーウオッチ

2017年5月11日 05:55

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「ランドトレーサー SBEM003」(セイコーウオッチ発表資料より)

「ランドトレーサー SBEM003」(セイコーウオッチ発表資料より)[写真拡大]

 セイコーは10日、時計で計測した高度情報とスマートフォンで取得した位置情報を連携させ、活動の軌跡を3DでGoogleマップ上に表示できるソーラーウオッチ「ランドトレーサー」を6月9日に発売すると発表した。

 Bluetooth通信機能でスマホと連携しアウトドアアクティビティの軌跡を記録する。また、絶景ポイントやルートの分岐点など、任意の地点でボタンを押すことでログポイントを作成できる。ログポイント間の距離や標高差、移動時間の表示も可能。さらに、フィールドログの記録中に撮影した写真は、そのままタイムライン上に貼りつけられる。トレースログと写真で旅行記の作成(1つのログにつき、最大12時間まで)も可能である。

 また、「気圧」「温度」「方位」のセンサーからなる「フィールドセンサー」を搭載し、登山やアウトドアシーンに役立つ高度・気圧・温度・方位の計測が可能。さらに、スマホの位置情報と天気情報を活用し、現在地の天気予報(天気、降水量、降水確率、気温、風向、風速、湿度)を表示する。加えて、日の出入、月の出入時刻や月齢、潮回りを表示する「こよみ情報表示機能」も搭載する。ソーラー発電のレベルと電池の残量表示をそれぞれ10段階で表示する。

 価格は数量限定モデルの品番「SBEM005」が5万2,000円、レギュラーモデルの品番「SBEM001」と「SBEM003」が5万円(いずれも税別)。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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