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子どもの人口36年連続減少し1,571万人
総務省は4日、今年4月1日現在における子どもの推計数(15歳未満人口)を発表、前年より17万人減って1,571万人と、1982年以来36年連続で減少した。男女別では、男子が805万人、女子が767万人だった。総人口は、前年より19万人減少し1億2,679万人で、総人口に占める子どもの割合は12.4%と前年より0.1%減少した。
子どもの年齢を2歳ごとに区切った人口は、0~2歳が294万人(総人口比2.3%)、3~5歳が304万人(同2.4%)、6~8歳が317万人(同2.5%)、9~11歳が321万人(同2.5%)、12~14歳が335万人(同2.6%)と年齢が低いほど構成比が低かった。
子どもの総人口に占める割合は、1950年には3分の1をこえていたが、第1次ベビーブーム期(1947年~49年)の後、出生児数の減少により低下を続け、65年には総人口の約4分の1となった。その後、第2次ベビーブーム期(71年~74年)によってわずかに上昇したが、翌年から再び低下を続け、97年には65歳以上の割合(15.7%)を下回った。
また、諸外国の子どもの比率は、アメリカ19.0%、イギリス17.7%などで低く、アフリカ諸国は30~40%台、南米の国は20%台となっている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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