【注目銘柄】マイネットは17年12月期予想非開示だが収益拡大期待、基調転換して上値試す

2017年4月30日 14:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 マイネット<3928>(東マ)に注目したい。既にリリースされたスマホゲームを買取または協業の形で取得し、バリューアップして運営するゲームサービス事業を展開している。17年12月期業績予想は非開示だが、積極的な事業展開で収益拡大が期待される。株価は調整一巡して切り返しの動きを強めている。基調転換して上値を試す展開が期待される。

 3月31日にはゲーム開発・運営のINDETAIL(札幌市)との資本提携を発表した。16年7月から業務提携しており、両社の関係性を一段と強化する。また3月31日には子会社CMG(4月17日付でマイティゲームスに社名変更)が、セガゲームスのスマホゲーム「モンスターギア バーサス」の配信権を取得したと発表している。

 さらに4月7日には子会社MNEが、セガゲームスのスマホゲーム「ボーダーブレイク mobile-疾風のガンフロント」の共同事業に関する契約を締結したと発表している。17年12月期連結業績予想は非開示だが、積極的な事業展開で収益拡大が期待される。

 株価は2月の上場来高値5090円から反落して調整局面だったが、4月13日の直近安値2455円から切り返しの動きを強めている。4月27日には3400円まで上伸する場面があった。調整が一巡したようだ。日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると26週移動平均線近辺から切り返している。サポートラインを確認した形だ。基調転換して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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