ソウル市が格安航空LCCと日本人誘客推進へ

2017年4月19日 11:17

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

韓国ソウル市が広島や長崎、山口、富山など日本国内10都市に就航している韓国の格安航空会社(LCC)エアソウルと観光客誘致に向け業務協約を結び、ソウルに観光客を呼び込む取り組みを始める。韓国・聯合ニュースが伝えた。

 それによると「月末の金曜日に早めの退社を促すキャンペーン『プレミアムフライデー』が日本で導入されたのを機に、エアソウルが就航している日本の中小都市の居住者らに気軽に週末を利用した旅行をしてもらおうと広報活動などを行う」としており、在韓米軍基地にTHAAD(高高度防衛ミサイル迎撃システム)を設置することに対抗して中国が韓国旅行商品の販売を禁止するなどしていることから、日本人誘客を推進することにしたもの。

 聯合ニュースは「エアソウルはメディアでソウルに関連した観光商品、観光名所を紹介する。同社はアシアナ航空の子会社で日本の広島、長崎、高松、静岡、鳥取・米子、富山、山口・宇部、熊本に就航している」と伝えている。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
GWに旅行に行く人は昨年よりやや減少 JTBの調査より
【2017年展望】 拡大するLCC 専用ターミナルも整備 外資系も次々強化
【2017年度の展望】競争激化する日本の空
【2016年振り返り】LCC2社黒字達成 新規路線も次々開設
トランスアジア航空解散。チャイナエアラインが路線を暫定的に引き継ぎ

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事