ムーアの法則は少なくともまだしばらくは破られない

2017年4月18日 15:04

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 「集積回路上のトランジスタ数は18か月ごとに倍になる」というムーアの法則は2021年には終わるという説も、逆にまだ数十年は続くという説もあるが、とりあえず来年の時点ではまだ成り立っているようだ(PC Watch)。

 PC Watchの記事によると、2012年以降Intelのプロセスの微細化は遅くなっており、2014年の14nmプロセス量産開始からはしばらくプロセスの新たな微細化は発表されていなかった。10nmプロセスでの量産は2018年になる計画だが、この間にIntelはプロセス数を微細化するのではなく、実装密度を高めることでトランジスタ数を増やすということを行っているそうだ。これによって、ムーアの法則に沿ったトランジスタ数の増加を実現できているという。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | テクノロジー | ハードウェア | Intel

 関連ストーリー:
ムーアの法則は2021年で終了? 2016年08月02日
ムーアの法則は2020年で終了 2013年09月01日
ムーアの法則はまだまだ現役? 2011年01月05日
ムーアの法則の限界、75~85年後には到達? 2009年10月16日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事