北朝鮮、在日米軍基地も攻撃可能な範囲内と威嚇伝える

2017年4月16日 22:56

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記事提供元:エコノミックニュース

 韓国・聯合ニュースは14日午後11時4分の電子版で北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部の話として「14日、トランプ米政権の軍事的挑発を『超強硬対応で粉砕する』とし、在韓米軍基地などへの先制攻撃に言及する報道官声明を発表した」と報じた。また「在日米軍基地なども攻撃可能な範囲内だと威嚇した」と伝えた。

 声明について、聯合ニュースは「トランプ政権の軍事的挑発が傍観できないほど危険に達したと指摘した上で『われわれ軍隊と人民の超強硬対応で徹底的に粉砕する』と主張した。超強硬対応には陸海空を含む先制攻撃を含むとし、在韓米軍基地のある烏山、群山、平沢のほか韓国青瓦台(大統領府)を攻撃対象に挙げ『数分で焦土化させられる』とした」としている。

 また、原子力空母カール・ビンソンが15日にも朝鮮半島周辺に到着することを踏まえ「米国・トランプ政権が朝鮮半島近海に向かわせている原子力空母カール・ビンソンにも言及し、巨大な目標が朝鮮半島に近づくほど攻撃の効果が大きくなると威嚇した」とも伝えた。「朝鮮人民軍総参謀部が報道官声明を出したのは昨年9月22日以来、約7カ月ぶり」という。(編集担当:森高龍二)

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