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ハッカー8つの元型、あなたはどのタイプ?
headless 曰く、 オープンソース活動に関する著作で知られるEric Raymond氏が友人のSusan Sons氏とともに、ハッカーのタイプを8つの元型にまとめている(Armed and Dangerous、The Regisiter)。
武道に関する書籍「On the Warrior's Path」を読んだSons氏は、求道者、浪人、部族の戦士といった武道家の元型が若い武道家の動機付けになることを指摘。若いハッカーのためにハッカーの元型を考えることを提案したそうだ。
ハッカー8つの元型は以下のようなものだ。ネーミングは主にRaymond氏が、内容は主にSons氏が考えたものだという。
Algorithmicistアルゴリズムと複雑で持続的なコーディングに非常に優れる。Architectと並んで複雑さに最も強い。ソーシャルスキルの低さから孤独であり、まとめ役には向かない。Tinkerソフトウェアと同様にハードウェアも楽しく設計できる。アナログ回路や高周波回路を含め、実用的な電子回路の知識があり、リバースエンジニアリングを得意とする。Architect複雑なシステムのアーキテクチャーを描くことに魅了され、非常に優れた能力を発揮する。デザインパターンに鋭い感覚を持ち、先を見通すこともできる。Sharpshooterバグ出し名人。Architectの対極にあり、2人を組み合わせることでお互い非常に生産的になる。何かを管理する仕事には不向き。JOAT何でも屋(jack-of-all-trades)。他のタイプよりも優れた点はないが、どのタイプの役割も果たすことができる。技術的に高度な判断を他の人に任せることを忘れなければ優れたリーダーになる。Pranksterシステムを正常に動作しなくしたり、面白い動作をさせたりする方法を考えるのが得意ないたずら者。情報セキュリティやテストエンジニアリングに向いている。Castellan自分に責任のある仕事に集中し、知り尽くすことから力を得る超コントロールマニア。マニュアルを暗記し、言語弁護士として行動することやプロセスの自動化、職場限定の知識を何でも吸収することを愛する。Translator人間と機械の橋渡しをするタイプで、どのように非ハッカーが技術に触れるのかをハッカーに理解させることができる。自分自身をハッカーと呼ばない傾向がある。 Raymond氏自身はArchitectにAlgorithmicistを添え、JOATを少し加えた感じだと述べている。スラドに集うハッカーの皆さんはどのタイプだろうか。
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