米ダラス市にサイバー攻撃、深夜に緊急サイレンが長時間鳴らされる

あるAnonymous Coward曰く、　米テキサス州ダラス市で、市の緊急事態対応システムにサイバー攻撃があり、市内に設置されている緊急事態用サイレン156個が深夜に鳴り響くトラブルが発生したそうだ（CNN.co.jp、DALLAS NEWS、Slashdot）。

　発生したのは現地時間の7日午後11時40分ごろで、8日午前1時20分まで続いた模様。156個のサイレンに対し、12回以上スイッチが入れられたという。サイレンを停止させるためには市の緊急事態対応システムの全てを停止させる必要があったのこと。クレーム電話も約4400回鳴り続けたそうだ。

　8日の記者会見で氏の広報担当は、サイレンの作動装置ネットワークへの市内からの不法侵入が原因と見られると発表している。攻撃者についての情報はまだ分からないが、侵入はダラス地域から行われていたと考えられるという。

　スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | アメリカ合衆国

　関連ストーリー：
米サンフランシスコ市交通局、システムに侵入されて券売機が利用不能になる 2016年12月01日
米NASDAQに「デジタル爆弾」、ロシアが関与か 2014年07月23日
韓国サイバー攻撃事件、企業向けのPC管理システム経由での攻撃か 2013年03月22日