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上場企業の倒産、2016年度はゼロ 26年ぶり
記事提供元:エコノミックニュース
帝国データバンクによると、2016 年度は上場企業の倒産は発生せず、90年度以来26年ぶりのゼロとなった。足元でも2015年9月に第一中央汽船が民事再生法を申請して以降、18カ月連続で発生していない。
上場企業倒産は、リーマン・ショックの影響が広がり、戦後最多の件数を記録した2008年度(45件)をピークに、以降は1ケタ台で推移していた。
2016年度の企業倒産件数全体でも、8年連続の前年度比減少となる見通し。こうしたなかで上場企業倒産が減少している背景としては、日銀の“異次元緩和”の継続等による円安・株高の影響で企業業績が改善しているうえ、官民リスクマネーの充実、私的整理の浸透などが寄与したものと見られるとしている。(編集担当:慶尾六郎)
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