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仙台市下水道の「秘密の管」が明らかに
記事提供元:スラド
仙台市の下水道には、大雨の際などに未処理の汚水のあふれを防ぐため、河川に汚水をそのまま流す「秘密の管」が111か所も設置されていたそうだ。この管は台帳にも記載されておらず、実態も把握されていないという(朝日新聞)。
仙台市では雨水などと汚水とを別の水路で管理しているが、雨天の際などに雨水が汚水管に入り込んで管の容量がオーバーしてしまうことがあるという。今回指摘された「秘密の管」は「緊急避難管」と呼ばれ、こういった場合に汚水を雨水管に流し込むことでマンホールなどのあふれを防ぐものだそうだ。ただ、雨水管を流れる水はそのまま処理されずに河川に流されるため、汚水が直接河川に放出されるという問題がある。
同市水道局は「後ろめたさもあり公表してこなかった」としているが、今年2月に状況を国土交通省に報告、今後対策を行う方針とのこと。
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