関連記事
オープンソースの明朝体フォントNoto Serif CJK/源ノ明朝リリース
あるAnonymous Coward 曰く、 AdobeおよびGoogleが、オープンソースの明朝体フォント「源ノ明朝」および「Noto Serif CJK」をリリースした。
両社は同じくオープンソースのゴシック体フォント「源ノ角ゴシック」および「Noto Sans CJK」を2014年にリリースしており、これらフォントの明朝体バージョンという位置付けだ。書体としてはどちらも同じで、デザインの著作権はAdobeが所有する。配布ライセンスはNoto Serif CJKがApache License、源ノ明朝はSIL Open Font Licenseで、どちらも自由にダウンロード/再配布/使用/改変などが可能。
Googleによると、中国語簡体字(GB18030および中国の通用规范汉字表)および繁体字(BIG5)、日本語(JIS X 0208、JIS X 0213、JIS X 0212 Adobe-Japan1-6)、韓国語(古ハングル文字、1万1,172の最新文字、KS X 1001、KS X 1002)のすべてをサポートするとのこと。また、フォントウェイトは7種類が用意されている。
両者の違いはほとんどないと思われるが、ウェイトの名称が若干異なっているようだ(源ノ明朝はExtraLight/Light/Regular/Medium/SemiBold/Bold/Heavy、Noto SansはExtraLight/Light/Regular/Medium/SemiBold/Bold/Black)。
スラドのコメントを読む | オープンソースセクション | オープンソース
関連ストーリー:
Google、「Google Fonts+日本語早期アクセス」を発表 2016年10月21日
GoogleのオープンソースフォントNoto、800以上の言語に対応 2016年10月10日
GoogleがAndroid 4.0で導入した「Roboto」フォントをオープンソース化 2015年05月28日
AdobeとGoogle、日中韓に対応したオープンソースフォントを公開 2014年07月18日
Adobe、ソースコード表示に最適化されたフォントをオープンソースで公開 2012年09月25日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク