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岐阜大と澤藤電機、アンモニアから水素を製造する装置を開発
記事提供元:スラド
岐阜大学と澤藤電機が共同で、アンモニアから水素を製造する装置を開発したと発表した(発表PDF、岐阜新聞)。
電極を備えた石英ガラス製の反応装置に気体のアンモニアを通し、高電圧をかけてプラズマを発生させることで、プラズマの電子エネルギーによってアンモニアが分解され水素と窒素が生成されるという原理。常温・大気圧で利用でき、高純度の水素を得られるという。
アンモニアは20℃・8.6気圧で液化するため扱いやすいのが特徴。液状のアンモニアから、必要なときにその場で水素を作り出して利用できるという。また、電力制御によって水素の生成量を調整できるというメリットもある。今後、燃料電池車の高圧水素タンクをアンモニアタンクとこの装置に置き換えることもできるそうだ。
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