「太田市美術館・図書館」が群馬県太田市にオープン

2017年3月18日 18:53

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記事提供元:ファッションプレス

 「太田市美術館・図書館」が、群馬県太田市に2017年4月1日(土)グランドオープン。開館記念展「未来への狼火」が、2017年4月26日(水)から7月17日(月・祝)まで開催される。

■太田市美術館・図書館とは

 「太田市美術館・図書館」は、美術館と図書館を併設した、太田駅前の新たなランドマーク的複合施設。「創造的太田人」をコンセプトに、柔軟な感性と広い知識を育てる場を提供する。設計を務めたのは、海外でも高い評価を受ける若手建築家・平田晃久によるものだ。真っ白な壁とガラスを多用した開放的な空間で、世界の文化やアートに触れながら、自分だけの豊かなひと時を味わうことができる。

 美術館では、太田市の伝統から、世界で”今”起こっているアートムーブメントまで、過去と現在にフォーカスした展示が、3つのユニークな展示室で繰り広げられる。太田市に根付くものづくりや、芸術、文化を収集、調査研究した資料をもとに、太田のルーツを探りながら、同時に、最先端のアートにも触れることができる。

 図書館の特徴は、なんといっても他の図書館や書店では手に入らないような貴重な資料が揃うことだろう。資料は、60ヵ国以上から集めた10,000冊以上もの絵本児童書と、9,000冊のアートブックをメインに構成。単に情報を得るだけでなく、多用な価値観や感性に触れることのできる読書体験が味わえる。展示を観た後に、気になったこと、感じたことを、すぐに豊富な資料から調べることができるのも魅力だ。

■ 開館記念展「未来への狼火」

 開館記念展「未来への狼火」では、現代美術の最前線で活躍するアーティストが本館のための新作を発表。さらに、太田ゆかりのアーティストの作品も紹介する。絵画だけでなく、工芸、写真、映像、詩、歌など様々なジャンルのアーティストが、それぞれの「太田」を表現。それぞれ違った手法やアイデアを持った作品が1つの空間に並置され、有機的に混ざり合うユニークな展示だ。

 カンヴァスにとらわれず、室外様々な場所で、空間と混ざり合うような絵画を制作する画家、 淺井裕介も登場。さらに、ある土地の風景や歴史をモチーフにした作品を制作する画家、藤原泰佑が太田市をモチーフにした新作を展示。その他に、ダンサーの遠田誠や、シンガーソングライターの前野健太も登場する。

【施設概要】太田市美術館・図書館オープン日:2017年4月1日(土)住所: 群馬県太田市東本町16-30主な施設:美術館 (展示室 1~3、収蔵庫)、図書館 (ブラウジングコーナー / 絵本・児童書コーナー / アートブックコーナー / レファレンスルーム)、視聴覚ホール、イベントスペース、カフェ&ショップ【記念展詳細】開館記念展「未来への狼火」会期:2017年4月26日(水)〜7月17日(月・祝)休館日:月曜日 (ただし祝日の7月17日(月・祝)は開館)開館時間:10:00〜18:00 ※展示室への入場は17:30まで観覧料:一般 800円、学生・団体 640円、中学生以下無料参加アーティスト:淺井裕介、飯塚小玕齋、石内都、片山真理、清水房之丞、正田壤、林勇気、藤原泰佑、前野健太、遠田誠

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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