クロエ、2017-18年秋冬コレクション発表

2017年3月18日 09:26

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記事提供元:ファッションプレス

 クロエ(Chloé)の2017年秋冬コレクションが発表された。クレア・ワイト・ケラーがクリエイティブ・ディレクターとして手掛ける最後のコレクションとなる。

 クロエガールが迷い込む幻想的な夢の世界が舞台となった今シーズンのワードローブは、クロエ特有の柔らかな温かみを感じさせるブラウンやアースカラーをメインに、ミント、ピーチ、ライラックといったアイシーパステルカラー、また、ケシの花、マッシュルーム、蝶の羽などのモチーフを散らしてサイケデリックなムードが醸し出された。

 素材には、シアリングのコートやゴールドのフリース、モヘアニットが何度も登場し、暖かい安心感と重量感を与える。それらのアイテムには、レースのトリムが施されたランジェリーの風スリップドレスや、パープルやライトブルーのジオメトリック柄が目立つローライズトラウザーなどが合わせられ、女性らしさをエッジの効いた表現で示している。

 スエードや光沢のあるグレーズドレザーで仕立てられたエプロン型のピナフォアドレスも、今シーズンの特徴的なアイテムの一つだ。素朴さを感じさせるスモックシルエットのブラウスをレイヤードしたスタイリングで登場したが、ブラウスは、大きなボウタイ付きのデザインや、レース襟のもの、幻想的な蝶の羽柄などのバリエーションによって変化がつけられている。

 コレクションのラストの方では、より装飾的なショートドレスが登場。透け感のあるオーガンザ素材やパフスリーブといったガーリーなディテールと、流れ星のモチーフや銀河に浮かぶ横顔のイラストで表される幻想的な世界観が、クロエガールの夢見る理想的な幻想世界を描いている。

 また、毎シーズン楽しみな新作バッグには、ラウンドシェイプの「PIXIE」がお目見え。ゴートスキンとスエードの異素材が組み合わされ、金属のブレスレットハンドルがアクセントとなったモデルだ。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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