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米カリフォルニア州、運転者乗車なしでの自律走行車テストへ法規改正提案
米国・カリフォルニア州の自動車局(DMV)が人間の運転者を一切必要としない自律走行車について、公道でのテストを可能にする州交通法規の改正を提案している(ニュースリリース、Consumeristの記事、The Vergeの記事、The Guardianの記事)。
カリフォルニア州は米国で自律走行車のテストが最も多く行われている州だが、テストには人間の運転者が運転席に乗車する必要がある。法規の改正は現在のテストプログラムを人間の運転者を必要としない自律走行車に広げ、いずれはカリフォルニア州の道路で利用可能にすることを見据えたものだという。DMVでは4月24日までパブリックコメントを受け付け、4月25日には公聴会を開催する予定とのことだ。
DMVの提案では、運転者なしで自律走行車のテストを行うための枠組みを策定することのほか、テストプログラム以外で自動車メーカーが自律走行車を販売・リースなどを行うための要件を定めること、運転免許や責任の所在、車両登録といった自律走行車にかかわる重大な問題を解決することなどが挙げられている。また、テストの認可には、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が定める連邦自動車安全基準(FMVSS)による認定も必須としている。
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