WebAssemblyに初対応したFirefox 52がリリース

2017年3月11日 16:50

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Mozillaは3月7日、ブラウザ上でプラットフォーム非依存のバイナリ実行ファイルをサポートする「WebAssembly」に対応した「Firefox 52」を公開した(プレスリリースOSDN MagazizeEngadget JapanesePC Watch)。

 WebAssemblyは、JavaScriptに代わる実行ファイルフォーマットとして主要ブラウザメーカーが共同で開発しているもので、これによりブラウザ上でもネイティブに近いパフォーマンスが期待できるとされている。一般向けブラウザとしての対応は今回が初となるという。同様の仕組みとしてはasm.jsが存在するが、こちらはあくまでもJavaScriptのサブセットであったため、パフォーマンス上の制約がかかっていた。

 一方、Firefox 52では兼ねてより発表されていたNPAPIプラグインのサポート終了も行われている。かつ、本バージョンはWindows XPとVistaに対応する最後のメジャーバージョンになるともアナウンスされている(Slashdot)。

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