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北極圏の先住民にインスタントラーメンやパスタが普及、肥満が問題に
記事提供元:スラド
taraiok曰く、 シベリアのヤマロ・ネネツ自治管区に住む先住民にインスタントラーメンやパスタが普及した結果、肥満の兆候が現れており問題となっているという(ScienceAlert、Slashdot)。
この地区に住む遊牧民「ネネツ」や「ハンティ」の人々は、トナカイを放牧し鹿肉や魚による食生活を1000年続けてきた。しかし、インスタントラーメンやパスタといった食品の摂取量が増加したことで、鹿肉と川魚の摂取量が半減したという。さらにこのような遊牧民は先天的にヨーロッパ人よりも炭水化物や砂糖の消化効率が良い体質であることも問題の原因だとしている。
これ以外にも、世界の先住民に対する健康調査では少なくとも半分以上の人々で食事の変化による肥満の割合が高まっているとのこと。
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