関連記事
学習指導要領と特許出願・更新数には相関関係がある?
記事提供元:スラド
神戸大学などの研究者らが、学習指導要領の変更と日本の研究開発力低下に因果関係があることを実証したと発表している。
学習指導要領の変更は1960年・1970年・1978年・1989年・1999年に行われているが、今回の研究では特に「ゆとり教育」と言われた1978年の変更と「新学力観」と言われた1989年の変更に注目し、高校時代が「ゆとり教育」以前だった1940年4月~1966年3月生まれ、「ゆとり教育」世代の1966年4月~1978年3月生まれ、「新学力観」世代の1978年4月~1987年3月生まれという3つの世代を対象に、理数系科目の学習状況、技術者になってからの特許出願数や特許更新数を分析した。
その結果、理由系科目の授業時間は世代が新しいほど少なく、特許出願数や特許更新数も同様に新しい世代ほど少ない傾向が見られたという。
スラドのコメントを読む | 日本 | 教育
関連ストーリー:
幼稚園教育要領案、小学校/中学校学習指導要領案に対するパブリックコメント公募中 2017年02月17日
高校での物理履修率は 2 割以下 2012年06月12日
自尊心を高める教育によって育まれた世代が職場にやってきた? 2009年03月17日
中学・高校理科を大幅再編へ 2007年09月15日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク