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生田斗真主演作、ベルリン国際映画祭でLGBT映画賞を受賞!
生田斗真主演の映画「彼らが本気で編むときは、」が世界三大映画祭の一つ、第67回ベルリン国際映画祭で現地時間17日(現地時間)、LGBT(性的少数者)を題材にした中から優れた作品に贈られる「テディ審査員特別賞」を受賞した。テディ賞は、世界各地で開催されている映画祭の中でもLGBT作品を対象にした賞の中では最も歴史がある賞で、最高峰の権威とされている。テディ賞受賞は、邦画作品としては初となる。授賞式に出席した荻上直子監督はトロフィーを手にし、「ダンケ・シェーン!(ありがとう)」とドイツ語で喜びを表現した。
本作は荻上監督が「トランスジェンダーの息子に、“ニセ乳”を編んで与えたお母さん」の新聞記事を目にしたことから着想を得て生み出されたオリジナル脚本。母親に育児放棄された小学生のトモが、叔父のマキオとその恋人でトランスジェンダーのリンコの3人で暮らす様子を描いた作品。生田がリンコ役を演じているほか、マキオ役を桐谷健太、トモ役を柿原りんかが務める。
荻上監督は受賞の喜びと共に、この映画が“さまざまな家族のカタチ”を受け入れたり、考えたりするきっかけになって欲しいと語り、映画をみて、LGBTに対する理解を深めてほしいと願うとコメントしている。
「彼らが本気で編むときは、」は2月25日より全国ロードショー。
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