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IntelのAtom C2000シリーズに不具合、システム起動しなくなる可能性も
あるAnonymous Coward 曰く、 IntelのAtom C2000シリーズプロセッサに不具合が発見された。最悪システムの起動ができなくなる可能性もあるという(Register、tom's HARDWARE)。
問題の不具合は2017年1月に明らかにされたもので、SoCのLPC_CLKOUT0とLPC_CLKOUT1端子が機能しなくなる可能性があるというもの。これによってシステムが恒久的に起動しなくなったり、停止する可能性がある。数年に渡って高い頻度で利用するような環境下で回路が劣化すると発生するというものらしい。
なお、このプロセッサを搭載している製品を発売しているCiscoが「Clock Signal Component Issue」という文書を出している。この文書によると、製品を使い始めてからだいたい18か月後に問題の発生率が増加するとされている。また、問題が発生した機器は停止し、起動せず、修復は不可能になるという。Ciscoの文書には詳細は記されていないが、Registerの記事ではAtom C2000シリーズプロセッサの不具合が影響しているのではないかと推測されている。
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