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日韓合意の履行の重要性を訴えていく、岸田外相
記事提供元:エコノミックニュース
韓国釜山市の日本総領事館前歩道に慰安婦を象徴する少女像が設置され、日本政府が長嶺安政駐韓大使を帰国させるなどの対抗措置をとって1カ月になることを踏まえ、記者団から日本政府の今後の対応について聞かれた岸田文雄外務大臣は3日の記者会見で「日韓合意の誠実な履行の重要性について引き続きしっかり訴えていきたいと考えている」とし「現状においてはそこまで」と対応の難しさをうかがわせた。
岸田外務大臣は「釜山の総領事館前の慰安婦像については日韓合意に反するものであり、遺憾であるということは再三申し上げてきた」と語った。
そのうえで「現状においては引き続き日韓合意を誠実に履行すること。これは日本、韓国両国の政府にとって大きな責任であるということを引き続き申し上げてきている」とした。
また、少女像の竹島への設置を巡っての動きでは聯合ニュースが「京畿道議会団体の計画が難航している」と報じた。聯合ニュースは「独島(日本の竹島)を行政区域に持つ慶尚北道の道議会関係者の話として「文化財庁の反対で天然保護区域である独島への少女像設置は難しいと承知している。われわれよりも文化財庁と協議すべきだ」と京畿道議会団体に「にべもない」姿勢を見せているようだ。(編集担当:森高龍二)
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