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わいわい言わず、静かに状況見守りたい 自民・二階氏
自民党の二階俊博幹事長は慰安婦を象徴する少女像が韓国釜山の日本総領事館前歩道に市民団体の手で設置され、対抗措置に長嶺安政駐韓大使らを一時帰国させている問題で、その後にも、韓国・京畿道(キョンギド)議会の団体『独島愛・国土愛の会』が竹島(韓国呼称では独島)と議会に『平和の少女像』なるものを建設するとして、議会ロビーに募金箱を設置するなど、一昨年12月に日韓両国政府が「最終的かつ不可逆的解決」として合意した内容や趣旨に反する動きが続いていることに「大使ら関係者はかなり憔悴しているなという感じで、早く円満な形で解決することが望ましいと思っている」と事態の鎮静化と早期解決を期待すると18日までの記者会見で語った。
二階幹事長は、記者団から先の日韓合意の履行が難しい状況になってきていると思うが、どのように考えるかと聞かれ「韓国は韓国の考え方でやっているのでしょうがね。やはり日本としては、この問題はこれで打ち切りですよと。不可逆的という言葉を使ったのもそういうことでしょう。ですから、私は今、日本の主張の方が正しいと思っております」と強調した。
そのうえで、二階幹事長は「そうだからといって、わいわい言うのではなく、静かにこの状況を見守りたい。韓国にも良識ある人がおられるはずですから、私どもも、そういう面でこれから、日韓関係と言ったら、この問題も大事なことには違いありませんが、この問題だけではないんですから。韓国の皆さんも広く国民の皆さんも、いろいろなご意見があるでしょうから、できるだけ早い時期に落ち着くところに落ち着いてもらいたいという考えは、日本国民の大方の皆さんがそう考えておられると思っています」と冷静な大人の対応を期待した。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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