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文科省が人事情報をメール誤送信、対策は「今後は紙や口頭でやりとり」
あるAnonymous Coward 曰く、 1月4日に文部科学省で、個人情報を含む今月中旬発令予定の30人分の人事案を誤って全職員に送信してしまうというメール誤送信事故が発生したそうなのだが、その対策として「人事情報は今後は紙や口頭でやりとり」という発表がなされたことからネットでは驚きの声があがっているようである(NHK、毎日新聞、日経新聞)。
タレコミ時点ではハフィントンポストの記事が一番深くツッコんでいるのだが、そもそも文科省では今月からメールシステムを変えたばかりで、職員が操作に不慣れだったことが事故の発端とのこと。記事では再発防止策として「人事情報などの秘密保持を要する情報は、メールを使わないようにして紙や口頭でのやり取りに切り替えます」との担当者コメントが掲載されている。
紙への逆行ではという指摘に対しても「現状でできる改善策としては、それが一番良いのではないでしょうか」との回答が行われており、本気である事が伺える。しかし紙に戻らずとも、送信先が多い場合に確認ダイアログを出すなど、グループウェアで情報共有する、など何かしらシステムで対処できるのではないだろうか?
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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