Science誌による「Breakthrough of the Year, 2016」

2017年1月3日 08:57

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記事提供元:スラド

 Science誌が2016年における科学分野でのブレークスルーをまとめた「Breakthrough of the Year, 2016」を公開している。

 日本語記事としてはMeridiaの記事が詳しいが、次の10の話題が取り上げられている。

 Designer Protein(遺伝子操作によるタンパク質の改変) 
 AI Beats GO Chamion(AIが囲碁チャンピオンに勝利) 
 Artificial Eggs(卵子を人工的に作製) 
 Exoplanet Next Door(地球から4.24光年離れた位置にある恒星「プロキシマ・ケンタウリ」周辺で地球に似た惑星が見つかる) 
 One Migration(人類の起源はアフリカでそこから世界中に広がっていったことが遺伝子調査で判明) 
 Nanopore Squencers(ナノポアと呼ばれる超微細な穴にDNAを通すことで高速にDNA解析を行う技術) 
 Super Lenses(ICチップを作る技術を応用してレンズを作成することに成功) 
 Purging Cells(老化した細胞を取り除くことで組織が若返ることが確認される) 
 Great Apes Read Minds(相手の感情を理解できる類人猿) 
 LIGO(米国のレーザー干渉計型重力波検出器。重力波の検出に成功) スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス

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