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ジャーナリストら、撮影データの暗号化機能をカメラメーカーに求める
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 映画製作者やフォトジャーナリストの団体が、キヤノンやニコン、ソニーなどのカメラメーカーに対して「撮影したデータを暗号化して保護する機能を純正で搭載してほしい」とする要望を訴えているそうだ(TechCrunch、CNET Japan、GIGAZINE、Slashdot)。
ドキュメンタリー映画製作者や戦場カメラマンの多くは、危険な現場に足を運んで現地の生の様子を伝えている。そのため、場合によっては身柄を拘束されたり、撮影機材を没収されたりすることもある。たとえば世界で拘束されているジャーナリストは2016年12月1日現在で257人に上るという(ロイター)。その際には撮影したデータが抜き取られてしまうことも少なくないという。
現在市販されているカメラは、例えプロ向けの機材であっても暗号化機能が一切搭載されていない状況に対し、150人を超えるジャーナリストが声をあげたとしている。
これに対し、暗号化は役に立たず、むしろ撮影されたデータの確認に手間が掛かってしまう可能性があるほか、カメラや記録メディアを破壊するといった方法でデータを消しさることも可能だという指摘がある(TechCrunchの別記事)
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