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質権設定により固定電話を解約できないトラブル続出
記事提供元:スラド
質権設定のためNTTの固定電話を解約できないというトラブルが続出しているという(ITmedia)。
固定電話の契約には「電話加入権」が必要となる。この電話加入権は固定資産として扱われており、また譲渡や質権の設定が可能とされている。そのため、かつてはこの電話加入権を担保に融資を行う「電話担保金融」なる業者がおり、使用中の電話加入権がこういった業者に「質入れ」されているために固定電話を解約できないというケースがあるようだ。質権を解除するためには調査だけで数万円の費用がかかるという話もあり、またその後訴訟を起こす必要がある場合もあるようだ。
国民生活センターはこれに対し、「身に覚えのない債務などについて支払いを求められる場合には、法律相談を利用してほしい」としている。なお、電話加入権については以前から廃止が議論されていたが、2005年に当面は存続させるという方針となっている。
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