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アダルトサイトからの請求を無料解決うたう業者のトラブル急増
国民生活センターは16日、消費者がアダルトサイトに関するトラブルを解決しようと「無料相談」「返金可能」をうたう窓口に連絡したところ、有料で返金もされなかったという相談が増えているとして注意喚起を行った。
同センターに寄せられたこのような相談の件数は、2011年度が205件、12年度が150件、13年度が582件、14年度が3,106件、15年度が4,543件、16年度は11月30日までに4,191件(前年同期は2,634件)となっている。
利用者がアダルトサイトを見ようとすると突然「登録完了」などの画面が表示され、高額な料金を請求される。実際に支払ってしまったという相談も多い。これに加えて、消費者が自分でトラブルを解決しようとインターネットで相談先や解決方法を検索し、「無料相談」「返金可能」をうたう窓口に相談したところ、実際は探偵業者で無料ではなく、高額な料金を請求され、返金もないといった相談が急増している。
同センターは、「相談先が自治体の消費生活センター等かどうか、しっかり確認してから連絡する」「アダルトサイトとのトラブル解決をうたう探偵業者への依頼は慎重に検討する」「まず、住んでいる自治体の消費生活センターに相談する」ようにアドバイスしている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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