オバマ大統領、大統領選狙ったロシアのサイバー攻撃調査を命令

2016年12月16日 11:46

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 トランプ氏が勝利した今年の米大統領選挙においては、ロシアによる世論誘導や関連部署へのサイバー攻撃が行われたのではないかとの疑惑が出ている。これに対しオバマ米大統領は9日、これについて徹底的に調べるよう政府諜報部門に指示を出したそうだ(TechCrunch CNET朝日新聞)。

 オバマ大統領は、自身の任期が満了する1月20日までに報告書を提出するよう求めている。トランプ候補が勝利するようロシアがサイバー攻撃を行ったと報じたワシントン・ポスト紙によると、ロシア政府に関係する人物らがWikiLeaksに対しトランプ氏と対立する候補に関連する数千通のメールを提供していたことが分かったという。

 なお、トランプ側は当然ながらこれに反論し「報告は信用できない」と述べている。

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