業務に私物スマホ、6割がセキュリティ対策せず

2016年11月18日 12:14

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 調査会社MMD研究所が20~49歳のスマートフォンを所有するビジネスパーソン1,108人を対象にスマホの業務での利用状況を尋ねたところ、勤務先からの支給は14.7%にとどまっていることがわかった。

 勤務先からスマホを支給されていない人に、私物スマホを業務に利用しているかを聞いたところ、「よく利用している」が24.8%、「時々利用している」が31.6%だった。

 私物のスマホを業務利用している人が「ほぼ毎日使っている」アプリ・サービスについては、「LINE」が22.5%で最多、次いで「メール/SMS」が22.3%、「電話」が21.4%となった。

 また、業務への私物スマホ利用者の60.6%が「セキュリティ対策をしていない」と回答。私物スマホの業務利用に関する不安や心配事に関しては、「心配や不安はない」が35.8%と最多。不安や心配事については、「メールやチャットの誤送信」が32.8%、「誤操作で電話をかけてしまう」が28.5%、「勤務先にプライベート情報が漏洩すること」が28.0%の順となっている。

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