マツダ、「ロードスター RF」の予約受付開始、12月22日発売

2016年11月10日 22:32

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マツダ ロードスター RF 「VS」 (マツダの発表資料より)

マツダ ロードスター RF 「VS」 (マツダの発表資料より) [写真拡大]

  • 東京・品川の寺田倉庫で10日開催されたお披露目会で紹介された車種。(マツダのTwitterより)
  • 東京・品川の寺田倉庫で10日開催されたお披露目会で紹介された車種。

 マツダは10日、小型オープンスポーツカー「マツダ ロードスター」をベースに、電動格納式ルーフを採用したリトラクタブルハードトップモデル「マツダ ロードスター RF」を、全国のマツダの販売店を通じて予約受付を開始した。発売は12月22日。

 マツダ・ロードスターは、1989年に発売されたオープンタイプのスポーツカー。2015年には約10年ぶりのフルモデルチェンジにより4代目が登場。このモデルは、「ワールドカーオブザイヤー」や「日本カーオブザイヤー」などを受賞するなど高い評価を得ており、2016年には累計生産100万台を突破するなど、世界的なヒットスポーツカーとなっている。

 「ロードスター RF(リトラクダブル ファストバック、海外名: マツダ・MX-5 RF)」は、2016年3月のニューヨークオートショーで公開され、先代モデルのリトラクダブルハードトップ (RHT)の後継に位置づけらている。

 ルーフから車両後端まで、なだらかに傾斜するラインが特徴的な「ファストバック」スタイルを採用。印象的なルーフ後部の形状とルーフの開閉に応じて開閉するリアウインドーによる新しいオープンエア感覚を実現している。

 電動ルーフはスイッチ操作のみで開閉できる仕様となり、美しい開閉動作を備えるとともに、限られたスペースに効率良く収納する構造をとることで、ソフトトップモデルとほぼ同等の荷室容量を確保した。

 エンジンには、ソフトトップモデルより排気量の大きいガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」を採用。ロードスター用に縦置きして専用チューニングを施しており、高速・高負荷の走行シーンでも余裕を感じさせるパフォーマンスを追求している。

 モデルには、標準の「S」に加え、上質さを際立たせるやわらかな触感の革「ナッパレザー」をシート素材に採用し、オーバーン(赤褐色)と組み合わせることで落ち着きある洗練された印象を醸出した上級モデル「VS」と、専用シートやBrembo社製ブレーキをメーカーセットオプションで採用するなど、走りの楽しさを深めた最上級モデル「RS」の3グレードを設定している。

 希望小売価格は324万円~373万6,800円(税込)。

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