任天堂のクラシックファミコン、CPUはARM系

2016年11月8日 08:30

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 任天堂が9月末に発表した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」は手のひらサイズのコンパクト筐体にファミコンソフト30本を内蔵したゲーム機だが(過去記事)、これの米国版である「Nintendo Classic Mini: Nintendo Entertainment System」の分解記事がArs Technicaで紹介されている。

 これによると、プロセッサにはCPUとGPUを統合したSoC「Allwinner R16」が採用されており、CPU部分はCortex A7の4コア、GPUはMali400MP2だという。メモリは256MB、フラッシュメモリは512MBで基板に直付けされているとのこと。Redditでは「3DSよりもパワフル」などとされている。

 また、このデバイスを触っている様子を公開した動画では、メニュー内に「Legal Notices」と言う項目があり、GPLなどのオープンソースライセンスが表示されることが確認できる。これらを見る限り、予想通りではあるがニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータはエミュレータベースで、またROMデータを追加することは難しいようだ。

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