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ソニー、銀座・ソニービル建替で「It's a Sony展」開催
ソニーは4日、2016年11月12日から2017年3月31日まで、東京・銀座のソニービルにて、「It's a Sony展」を開催すると発表した。日本初のトランジスタラジオ『TR-55』や初代ウォークマン『TPS-L2』、エンターテインメントロボット「AIBO」など、約730点の歴史的商品が展示されるほか、未来をテーマにしたインスタレーションなどが展開されるという。入場は無料。
銀座の「ソニービル」は1966年4月にオープン。モダニズムを代表する建築の一つであり、地上8階、地下5階の建物には、ソニーグループの製品がフロアごとに陳列されており、ソニー以外のテナントも出店している。
ソニーでは、今年創業70周年とビル開業50周年を迎え、新時代への挑戦を象徴する取り組みとして、ソニービルを大規模にリニューアルする事業計画「銀座ソニーパークプロジェクト」に着手。同プロジェクトでは、現在の建物は2017年3月31日をもって営業を一旦終了し、立て替えに向けた工事を開始。現在の敷地は、2018年夏から2020年秋の間は「銀座ソニーパーク」として広く開放し、その後2022年までに新しいソニービルを建設、新たに開業する予定だ。
「It's a Sony展」は、一時閉館に先立ち、ソニービルが歩んだ50年の歴史および今後の進化について、歴代のソニー商品とともに紹介するカウントダウンイベントとなる。
全138日間となる日程は、前半と後半の2部構成からなり、11月12日から2017年2月12日までの前半は「歴史」をテーマに、日本初のトランジスタラジオ『TR-55』や初代ウォークマン『TPS-L2』、エンターテインメントロボット「AIBO」など、ソニーが世界に衝撃を与えた商品を、当時の広告などとともに展示。
アンディ・ウォーホルによる版画「SONY-WALKMAN」や、各界の著名人など10名の思い出のソニー商品をエピソードとともに紹介する「My Favorite Sony」コーナーも設置する。展示商品は合計で約730点。
2017年2月17日から3月31日までの後半は、「未来」をテーマに、2018年夏にオープン予定の「銀座ソニーパーク」の様子を先取りしたインスタレーションの展示や次世代の新人アーティストによる音楽ライブ等も予定しているという。(記事:町田光・記事一覧を見る)
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