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総合的に政府全体で判断、新任務付与に稲田防相
稲田朋美防衛大臣は2日午後の臨時記者会見でも南スーダンPKO活動に11月20日に派遣する部隊に『駆けつけ警護』任務を付与するかどうかについて、まず、派遣条件のPKO5原則については「あくまで南スーダンのPKOに関して日本がPKO5原則を維持しているというのは先日話した」としたうえで「総合的に政府全体で判断をしていくことになる」と慎重に判断していく姿勢を示した。
稲田防衛大臣は「自衛隊が安全確保しながら、本当に国際社会、さらには南スーダン政府からも非常に期待をされる存在であり、有意義な活動を行っているということは事実なので、それゆえ、派遣の延長を決めた」とした。
そのうえで「新たな任務を付与するかどうかは、法が要求しているところの安定的合意の見込みであるとか、自衛隊の訓練の習熟度であるとか、総合的に政府全体で判断をしていくことになる」と繰り返し、説明した。
また、記者団がアメリカの報道で72時間以内にも中距離弾道ミサイル「ムスダン」を北朝鮮が発射する兆候があると報じたが、大臣の現状認識はとの問いには「報道については承知している。事柄の性質上詳細についてコメントは差し控えたいが、「ムスダン」2発を失敗し、さらにミサイル発射とか、核の小型化等々、意欲を常に北朝鮮は示しているので、緊張感をもって情報収集に努め、しっかり対応していきたい」と答えた。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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