日本の人口、初の減少 - 2015年国勢調査

2016年10月27日 18:13

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 総務省は26日、昨年実施された平成27年国勢調査の人口等基本集計結果を発表した(報道資料人口等基本集計結果要約結果の概要主要統計表)。

 2015年10月1日時点の日本の人口は1億2,709万5千人となり、1920年(大正9年)の調査開始以来、初の減少となった。前回2010年の国勢調査との比較では96万3千人減少(0.8%減、年平均0.15%減)しているとのこと。男女別では男性が6,185万2千人、女性が6,525万3千人。日本人の人口は総人口の98.6%にあたる1億2,428万4千人で、前回調査から107万5千人減少している。日本の人口は世界で10番目に多いが、2010年~2015年の人口増減率でみると、上位20か国で減少しているのは日本のみだという。

 都道府県別にみると沖縄(2.9%増)、東京(2.7%増)、愛知および埼玉(1%増)など8都県では人口が増加している一方、前回の調査では増加していた大阪が減少に転じる(0.5%増→0.3%減)など39道府県で人口が減少している。減少率の高いのは秋田県(5.8%減)、福島県(5.7%減)、青森県および高知県(4.7%減)。

 増加数が大きいのは東京(35万6千人増)、神奈川(7万8千人)、愛知および埼玉(7万2千人増)、減少数が大きいのは北海道(12万5千人減)、福島(11万5千人減)、新潟(7万人減)だという。人口が最も多いのは東京(1,351万5千人)で、上位9都道府県の合計で全国の5割以上を占めるとのことだ。

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