Microsoft、17年ぶりに株価最高値を更新

2016年10月24日 19:03

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記事提供元:スラド

caret曰く、 10月21日のナスダック市場で、Microsoft Corporation(MSFT) の株価が一時60.45ドルまで上昇し、前日比4%高の59.66ドルで取引を終えた(日本経済新聞ロイターブルームバーグBusinessNewsline)。

 同社の株価は1999年12月27日に59.56米ドルをつけてから、約17年ぶりに過去最高値を更新した。20日の市場引け後に発表された2017年度第1四半期決算が市場予想を上回ったことが好感された(ZDNet Japan)。

 同社がナスダック市場に新規上場したのは1986年3月13日。上場以来順調に株価を伸ばしていたが、ITバブルの崩壊を契機として長らく20~30ドル台で低迷していた。

 スティーブ・バルマーCEO時代にはWindows Vistaの売り上げ不振や、iPhone登場以降のモバイル事業の深刻な低迷が業績を下押ししていた。だが、サティア・ナデラCEOのもと、バルマー時代末期に買収したノキア資産の清算やWindows 10の無償アップグレード キャンペーンなどの大胆な施策、Microsoft AzureやOffice 365などのクラウド、サブスクリプション部門の急成長などを背景に、長い株価低迷から抜け出し、今年4月にはウォール・ストリート・ジャーナルに「再び史上最高値をうかがう水準にまで回復した」と報じられていた。

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