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米国のパスポートやビザの申請写真、11月から眼鏡の着用を禁止
米国では11月1日から、パスポートおよびビザの申請写真で眼鏡の着用を禁止する(米国務省のプレスリリース/告知、写真の要件: パスポート/ビザ、Consumeristの記事)。
申請者の顔がはっきりと識別できないなど、パスポートの申請に使用できない写真を添付した申請者は昨年1年間で20万人以上にのぼり、パスポートの発行手続きが遅れる理由になっている。同様の理由でビザの発行が遅れることも多い。こういった問題のうち、眼鏡による光の反射や影が原因となったものが最も多いという。医療的な理由で眼鏡の着用が必要な場合、診断書を添付する必要があるとのこと。
米国務省では2017年度のパスポート申請者が2千万人を超える記録的な数になると予想しており、写真の要件変更による迅速な手続きを目指す。なお、現在有効期限内のパスポートやビザに関しては、写真で眼鏡を着用していても問題ない。ただし、パスポートを更新する場合や新たにビザを申請する場合には、眼鏡を外した写真を使用する必要がある。 スラドのコメントを読む | idleセクション | 変なモノ | idle | アメリカ合衆国 | 政府 | 交通
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