韓国、北朝鮮対策で竹島90キロの島に戦闘兵力配置

2016年10月12日 12:02

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記事提供元:エコノミックニュース

 聯合ニュースは11日午後、「韓国軍が2018年から東部の慶尚北道・鬱陵島(ウルルンド)に海兵隊の戦闘兵力を配置する計画」と報じた。海兵隊司令部が国会国防委員会に提出した業務報告資料で明らかにしたとしている。鬱陵島から竹島(韓国称で独島)までは約90キロの距離。また、聯合ニュースは「作戦領域には独島も含まれる見通し」としている。

 「外部勢力による独島侵攻の兆候がある場合、独島に上陸し、防衛することになる」とも報じた。今回の作戦の目的は「北朝鮮への軍事的圧力」としている。

 また韓国軍関係者の話として「駐留部隊を新設するのではなく、既存の部隊を巡回配置することになる」と説明しているという。また、来年に鬱陵島に訓練場や宿営施設を建てる予定であることも伝えている。

 佐藤正久元防衛大臣政務官は「韓国海兵隊には陸軍的に島嶼防衛部隊と逆上陸や奪還任務遂行の部隊があるという。今回は後者か?」とツイッターにつぶやいた。(編集担当:森高龍二)

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