イッセイ ミヤケとソニー 加速度センサーで柄が変わるバッグ、モノクロのグラデーションが多彩な表情に

2016年10月11日 12:20

印刷

記事提供元:ファッションプレス

 イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)とソニー(SONY)の素材協業によって誕生した電子ペーパーバッグが、2016年9月30日(金)、パリで行われた2017年春夏コレクションで発表。2017年4月に、イッセイ ミヤケの一部店舗で発売される。

 バッグの素材となるフレキシブル電子ペーパーは、「FES Watch U」を手掛けるソニーのファッションエンタテイメンツ(Fashion Entertainments)とイッセイ ミヤケが共同開発したもの。電子素材でありながら、ファッション素材としてのしなやかさを兼ね備えている。

 四隅に異なる電圧をかけるソニー独自の電気駆動制御技術により、モノクロの色の移り変わりが多様な表情をもたらす。素材としての薄さや軽さをキープしながら、デジタルならではのインタラクティブな要素をアイテムに落とし込むことが、この技術によって実現したのだ。

 1枚の素材を保つよう配置された穴には、細いテープ状のレザーを編み込む。柄は、バッグについたボタンで変えられることに加え、持つ人の手の動きに合わせて、白と黒のグラデーション模様を変化させる。

 バッグのカラーは、ブラックとホワイトの2色展開。アナログとデジタルが融合した新しいバッグをぜひ体感してみて欲しい。

【詳細】
EB(Electronic Bag)
発売時期:2017年4月初旬予定
販売店舗:一部のイッセイ ミヤケ 直営店

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

関連キーワード

関連記事