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安保法制「わかりやすい言葉で説明したい」―稲田朋美防相
稲田朋美防衛大臣は26日召集される国会にどういう姿勢で臨むかを記者団に23日聞かれ「安保法制について、いろいろな意見があるので、特に私も女性ですから、女性の皆様方に対しても、わかりやすい言葉で説明していきたい」と語った。
稲田防衛大臣は「わが国を取り巻く安全保障の状況は厳しくなっている。その中で安保法制の意義、わが国自身の防衛力の万全を尽くすこと、日米同盟の強化、関係諸国との連携等々、日本を取り巻く状況における安全保障のあり方について、しっかりと国民の皆様に国会を通じて説明していきたい」とした。
また、米軍第31海兵遠征部隊所属のAV-8ハリアー1機が22日に沖縄本島東方約100海里、約185kmの海上に墜落した事故に対しては「当該機のパイロット1名は航空自衛隊那覇救難隊により発見され、嘉手納基地所属第18航空団第33救難飛行隊により救助された」とするとともに「沖縄防衛局長から第3海兵遠征軍司令官に対して遺憾の意を伝え、原因究明、再発防止の徹底及び事故に関する速やかな情報提供を強く申し入れた」と語った。
また、沖縄県の翁長雄志知事が今回の事故で、原因が究明されるまで同型機の再開をやめるように求めていることについては「航空機の運用に関して住民の皆様、わが国への影響、最大限の配慮をしっかりと求めていきたい」としたが、大臣として原因究明まで同型機の飛行再開停止を求めるまでは行わない意向を示した。一方で、地元の意向はしっかり伝えるとした。稲田防衛大臣は「得た情報は地元の皆さんにもしっかり説明していきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)
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