パナソニック、世界初4K/60p動画撮影ミラーレス一眼カメラを開発

2016年9月20日 20:06

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パナソニックが開発したミラーレス一眼カメラ「GH5」の「6K PHOTO」のイメージ(写真:パナソニック発表資料より)

パナソニックが開発したミラーレス一眼カメラ「GH5」の「6K PHOTO」のイメージ(写真:パナソニック発表資料より)[写真拡大]

 パナソニックは20日、世界で初めて4K/60p動画撮影と忠実な映像表現を可能とする4:2:2 10ビット4K動画記録に対応したミラーレス一眼カメラ「GH5」を開発したと発表した。来春をめどに商品化し、グローバル市場に導入予定。

 今回開発した「GH5」は、フルハイビジョンの約9倍相当の画素数で撮影された超高精細な映像から約18メガ相当の写真を切り出す「6K PHOTO(仮称)」も可能。これにより画素数が「4K PHOTO(約8メガ)」から約18メガに高まり、決定的瞬間をより高品位な写真として残すことが可能になる。大判サイズ印刷などにも活用できる。また、従来の「4K PHOTO」機能は格段に進化し、約8メガで秒間60コマ(従来30コマ)の超高速連写が可能になるという。

 「GH5」は、ドイツで行われる「フォトキナ2016」に参考出展される。また、同展示会では高性能かつコンパクトな交換レンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT F2.8-4.0」シリーズとして、新たに開発中の12-60mm、8-18mm、50-200mmも併せて参考出展される。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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