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駆けつけ警護・宿営地共同防護の実動訓練も始動
安保法制の施行に伴うPKO活動での『駆けつけ警護』や『宿営地の共同防護』に関する実動訓練が9月14日から始まっていることを防衛省報道官が16日、稲田朋美防衛大臣記者会見後の補足説明で明らかにした。
報道官は「具体的に、どのような訓練を、どのように、どこでといった詳細については、手の内なので差し控えさせていただきたい」とした。
報道官は「平和安全法制に基づく訓練の開始について公表させていただいた際、9月中旬から体を動かす訓練を行う予定と申し上げておりました。現在、南スーダンには、第10次派遣要員が活動しておりますが、仮に期間が延長されれば、第11次要員が派遣されることになるわけです。従来から、要員を派遣する際には、その要員に対して十分な教育・訓練を行ってまいりました。PKO活動の期間が延長された場合に備え、第11次要員についても、8月25日から、約2ヶ月かけて訓練を実施しております」と説明した。直近まで、実動に入る前の座学を行っていた。
報道官は「第11次要員については東北方面隊隷下の第9師団を基幹として派遣準備訓練を進めており、駆け付け警護等に関する訓練については、現在、実動を伴う訓練についても始まっている」とした。
そのうえで「平和安全法制に基づく任務については多岐にわたるため、関係する訓練の内容も様々なものになるわけで、今後、各部隊において必要な訓練をそれぞれ準備が整った所から実施していくことになっている」と説明した。(編集担当:森高龍二)
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