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福島第二原発、不審者の侵入を知らせる警報装置を切る運用が常態化していた
記事提供元:スラド
福島第二原発で、不審者の侵入を知らせる監視装置の一部機能が無効化されていたことが明らかになった(朝日新聞、河北新報、産経ニュース)。
調査によると、伸びた草木にセンサーが反応する事例が相次いでいたために警報音を切る運用が状態化していたという。また、反応があった地点の映像を大画面に表示する機能も無効化されていたとのこと。
さらに、『警備責任者は周辺環境の改善を訴えたが、上司が「手続きが必要になる。我慢してくれ」などと退けた』という話もあるようだ。
原子力規制委員会はこれに対し、人の侵入を確認するのが困難な状態になっていたとし、「核物質防護規定違反」として厳重注意を行うとともに、再発防止策の徹底を申し入れている。
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