iPhone 6/6 Plusのタッチスクリーンが反応しなくなる「Touch Disease」

2016年8月26日 17:07

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 iPhone 6/6 Plusで「Touch Disease」などと呼ばれる問題が発生しているそうだ(iFixit9to5MacMac RumorsThe Next Web)。

 Touch Diseaseはディスプレイ上部に点滅するグレイのバーが出現し、タッチスクリーンが反応しなくなる/反応が非常に悪くなるというもので、タッチスクリーンのコントローラーチップとロジックボードをつなぐハンダの小さいボールにクラックが発生することが原因とみられる。

 問題が発生した当初はディスプレイに圧力をかけたり、本体を軽くひねったりすることで元に戻ることもあるが、いずれは再発し、だんだん悪化していくらしい。そのため「Bendgate」と同様に、構造上の問題との見方も出ている。iPhone 6s/6s Plusで同様の問題は発生していないが、これらのモデルではボディーの強度が大幅に増しており、コントローラーチップの位置も異なる。

 この問題はAppleのサポートコミュニティでも以前から報告されているが、Appleは対応が必要な問題とはみなしていないようだ。Apple Storeに持ち込むと保証期間内でなければ新しい端末を購入するしかないと言われたとの報告も出ている。Appleはサードパーティーの修理業者による修理を認めていないが、新しい端末を購入する以外のオプションは、修理業者に持ち込んでロジックボードを交換するか、コントローラーチップを交換するしかないようだ。

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