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現在の電気自動車は米国ドライバーの1日の運転距離の87%に対応できる
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 バッテリ式の電気自動車はガソリン車の給油のように手軽にエネルギー補給ができないため、長距離の利用には向かないという話がある。しかしnatureに掲載された論文によると、現在のバッテリー式電気自動車(BEV)は1回の充電で米国の個人ユーザーの1日の移動距離の大半を賄うことができるそうだ(natureasia、natureenergy、Slashdot)。
2013年型日産リーフをモデル自動車とし、米国で最も人口の多い12の大都市圏を対象に算出した。その結果、BEVは1日の走行距離分布の87%をカバーできることが分かったそうだ。
米国は地域によって移動距離に差が出やすいが、今回の調査ではニューヨークやヒューストンなどの、1人当たりのガソリン消費量がかなり異なる都市も含まれている。従来の自動車をBEVに置き換えればガソリン消費量が60%減ると考えられる。ただし、祝祭日に関しては走行距離がより長くより速い速度で走行する日がかなりの割合であるとしている。
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