Texinfoで日本語PDFが生成可能に

2016年8月17日 21:48

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 皆さんはTexinfoをご存じだろうか。GNUをはじめとするフリーソフトウェアのドキュメントなどによく使われている文章フォーマット・ツールで、単一のソースファイルからhtmlやPDFをはじめとするさまざまな形式のドキュメントを生成することができる。

 このTexinfoは、現在次期ver. 6.2のリリースに向けたpretestが行われている(bug-texinfoメーリングリストへの投稿)。様々な機能追加があるが、その中に、日本語PDF生成が含まれている。TexinfoはPDF生成のバックエンドにTeXエンジンを利用する。現行ver. 6.1までは、TeXエンジンとして日本語の利用が困難なpdfTeXでしかまともに使えなかった。そのため、日本語PDFを生成したければ、TeXエンジンとしてpdfTeXではなく、日本語が扱えるpTeXを使うようにしたパッチ等が必要だった。

 それに対してver. 6.2は、Unicodeが扱えるTeXエンジンであるXeTeXやLuaTeXに対応し、さらに、日本語ドキュメントのサンプルソースまで同梱される。これによって、pTeXパッチ不要で、いきなり日本語PDF生成ができるようなる、というわけだ。

 このように日本語化パッチが不要となり、本家だけで日本語が使えるようになったツールもある一方で、未だ日本語化パッチが必要なツールや、日本語化パッチすらないツールも、まだまだ多いと思う。こうした日本語化はどのように進めるのがよいだろうか。どうやって本家にマージしていくのがよいだろうか。

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