自動運転自動車のブレーキが故障したら誰を助けるべきかを選ぶゲーム「Moral Machine」

2016年8月17日 18:40

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 交差点に近付く自動運転自動車のブレーキが故障した場合、誰を助けるべきかを選ぶゲーム「Moral Machine」をMIT Media Labが公開している(The Next WebVerge)。

 Moral Machineは機械知能の倫理判断に対する人々の見解を集めるために開発されたという。ゲーム自体はトロッコ問題の派生版で、乗客と横断者のどちらを助けるか、または現在の車線の横断者と別の車線の横断者のどちらを助けるかを選ぶものだ。横断者および乗客には男女や乳児・子供・老人・妊婦のほか、職業や体格が設定されており、犬や猫も登場する。横断者については信号を守っているかどうかの設定もある。

 ゲームを開始するにはMoral MachineのWebサイトで「Judge」をクリックする。「Design」をクリックすれば自分でシナリオを作成して登録することも可能だ。

 ゲームでは上述の条件が設定された2つのシナリオが提示されるので、どちらか一方をクリックして選択していく。シナリオの内容を確認するには「Show Description」をクリックすればいい。なお、プレイヤーは傍観者であり、どちらを選んでも自身への影響はない。1ゲームは13セットで、終了すると「より多くの人が助かることを重視するかどうか」「乗客が助かることを重視するかどうか」といった9つの側面から、選択の集計結果がほかのプレイヤーの平均値とともに表示される。

 自分で試してみたところ、助かる人数は重視せず、信号無視をしていないことや車線変更の回避を重視し、太った人よりもやせた人を助けるといった感じで、あとは中間ぐらいという結果になった。ただし、特にやせた人を助けようとしたわけではないので、シナリオによっては変動する可能性もある。スラドの皆さんはいかがだろうか。

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