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権力とメディア「けん制し合うべきもの」―自民・石破茂氏
記事提供元:エコノミックニュース
石破茂前地方創生担当大臣が退任後のブログで権力とメディアの関係について「民主主義の健全性のためには、どんな報道もあってしかるべきです。しかし権力(三権)とメディアはそれぞれがけん制し合うべきものであり、情報は故意に隠蔽・操作されることなく、国民に伝えられるべきものです」と書き込んだ。
政府によるメディアへの圧力を指摘する声や懸念する論評、メディア側のさきの参院選挙報道での質量ともに切り込みの少ない姿勢が指摘される中、石破氏のブログには具体的事例や具体的な指摘はなかったものの、権力とメディアについて取り上げなければならない気にかかる傾向があったことを示唆するものといえよう。
石破氏は「(権力とメディアのけん制し合う)バランスなくしては、国は崩壊していきかねません」と危機感を示した。
そのうえで「国会議員は各々、国家ならびに自分を選んでくれた主権者に忠誠を誓うべきものであって、それ以外の要素に振り回されてはなりません」とも書き込み、「この2つだけは断じて忘れることがあってはならないとの思いのもと、正面から真摯に国民と向き合う政治を目指して研鑚を積んでまいります」とこの項に思いを綴っていた。(編集担当:森高龍二)
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