みずほ銀行のシステム開発、「全てのプロジェクトが予定通り総合テスト入り」

2016年8月10日 23:32

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 長年にわたって開発が続けられており、一部ではプロジェクトの崩壊やいわゆる「デスマーチ」化も噂されていたみずほ銀行の次期勘定系開発プロジェクトだが、6月14日に「全てのプロジェクトが予定通り総合テスト入り」したという(日経ITpro)。

 「テスト段階で相当な手戻りが生じた」などの声もあるようだが、みずほ側は「すべて予定通り」としているそうだ。「結合テストの終盤で発生した不具合(不良)の一部を持ち越したものの、総合テストに影響が及ぶものではなく、解決の見通しは立っている」とのことで、プロジェクト要員を今後順次減らしていくという。

 予定では今後半年をかけて導入テストや総合テストを進め、2017年には最終点検や移行準備に入るという。ただし、肝心のシステム移行時についてはまだ未定のようだ。

 本当に今後予定通り進むのか、それともここからが本当の地獄が始まるのか、注目したい。

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