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コン・ユ主演映画「釜山行き」、ついに観客1千万人突破!
映画「釜山行き」が7日午後に累積観客数1千万人を突破し、話題となっている。[写真] 映画「釜山行き」ポスター[写真拡大]
映画「釜山行き」が7日午後に累積観客数1千万人を突破し、話題となっている。先月20日の公開後19日目に達成したことになる。
今年公開された映画の中で最も高いスコアを記録したのは、ファン・ジョンミンとカン・ドンウォン主演の「検事外伝」(970万6,697人)だったが、惜しくも観客1千万人には至らなかった。しかし、「釜山行き」は観客1千万人を動員、今年初の1千万人突破作となった。
この夏のビッグ4映画 (「釜山行き」 「仁川上陸作戦」「ドックヒェオングズ」「トンネル」)と呼ばれている4作中、最初に観客1千万人を記録。また、5月に開催された「第69回間国際映画祭」に招請された韓国映画の中で、唯一観客1千万人を動員した作品でもある。
同作のヒットにより、主演俳優も続々と1千万人動員俳優の仲間入りを果たした。同作は俳優コン・ユ、チョン・ユミ、キム・スアンにとって人生初の観客1千万人突破作となると同時に、フィルモグラフィーで最も高いスコアを誇る映画となった。俳優マ・ドンソクにとっても、特別出演作の「ベテラン」を除き、主演級俳優として出演した映画の中で同作が初の観客1千万人突破作となった。
コン・ユとチョン・ユミが共に同作で1千万人動員俳優の修飾語が付くようになったことも注目すべき点だ。2人は韓国映画界で粘り強く努力してきたにもかかわらず、1千万人動員映画とは縁がなかった。そのため、2人は公開前の予想スコアに関する質問に対して終始慎重なコメントを返し、希望スコアについても500万人と答えていた。
コン・ユは以前、「観客1千万人というスコアは想像することすら恐ろしい。これまで損益分岐点さえ越えてくれたらという気持ちで作品に取り組んできた。でも『お前の本当の願いは?』と聞かれたら500万人だ。これまで経験したことがないスコアなので、500万人を超えたらマンセー(万歳)う歌う準備ができている。僕の人生で最大のスコアだから」と答えていた。
ヨン・サンホ監督にとっても同作は初の1千万人動員映画だ。アニメーションだけを手掛けてきたヨン監督にとって、自身の初の実写映画が途方もない成績をおさめたことは驚きだったという。
韓国初のゾンビ映画で観客1千万人を動員したという点も注目すべきだ。ハリウッドのゾンビ物で目が肥えている観客に韓国版ゾンビ映画で勝負をかけ、「A+」の成績をおさめたからだ。このため、ヨン監督の次期作に対する関心もますます大きくなっている。次はどういった素材の実写映画で観客を満足させてくれるのか、期待が高まっている。
今後の最終スコアも期待される。引き続き上昇気流に乗って、歴代韓国映画のボックスオフィスランキングでも驚くべき記録を出すのか、関心が高まっている。
「釜山行き」は、正体不明のウイルスが全国に拡散、韓国緊急災難警報令が宣布される中、列車に乗った人々が唯一安全とされる都市「釜山」に向かい、熾烈な死闘を繰り広げる姿を描いたブロックバスター映画だ。「釜山行き」は韓国全国の劇場映で絶賛上映中。(記事:中川・記事一覧を見る)
※この記事はKstars提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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