ブルーライトカット眼鏡には躁の症状を軽減する効果がある?

2016年8月5日 16:11

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 ノルウェーの研究者によると、ブルーライトカットなどに使われているセピア色の眼鏡には、双極性障害(躁うつ病)の躁側の症状を軽減できることが分かったという(ScienceAlertSlashdot)。

 研究者チームは、双極性障害で入院した32人の患者に対し、通常の治療に加えて、午前8時まで午後6時までの間、ブルーライトカット機能を持つセピア色の眼鏡をかけさせたという。その結果、一般的な透明な眼鏡をかけている人よりもセピア色の眼鏡をかけている人の方が鬱病の評価尺度であるYMRS(ヤング躁病評価尺度)が大きく改善したとしている。ただ、実験期間は3日と短期間だったようだ。

 研究者はこの結果について興奮するのは時期尚早だが、信じられないほど有望だと語っているという。

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